近年利用が増えている「借地契約」に関する基礎知識
コラム
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宮崎県都城市にある「まるさ住宅 株式会社」です。
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近年、利用が増えている「借地契約」。
皆様はどのような契約かご存じでしょうか？
借地契約とは、建物の所有を目的とする土地の賃貸借です。
建物の所有を目的とする土地の賃借権を「借地権」というのです。
借地借家法では、借地人を保護することを目的として
民法よりも有利な規定を設けています。
その特徴を２つご紹介しましょう！
【１，期間の満了と更新】
借地権の存続期間が満了しても、借地上に建物がある場合には
借地人が契約更新を請求したとき、または借地人が継続して土地を使用しているときに
前の契約と同一の条件で契約を更新したとみなされます。
地主が異議を唱えて更新を拒絶するためには
正当な事由がなければなりません。
【２，建物買取請求権】
契約期間が終了して（更新もなく）土地を返さなければならないが
借地上に建物が残っている場合や、地主が借地権の譲渡や借地の転貸を
承諾してくれない場合には、借地人（転貸などの場合は転借人）は
地主に対して建物を時価で買い取るように請求できます。
借地契約を締結する際に貸主が注意しておきたいのは
将来的にトラブルの原因を作らないために
「借主を特定する」という点にあります。
また、借主が注意しておきたいのは
契約する前に、土地の現況調査をしておくことです。
土地の上に建物が建っている場合や、借地の境界が明確化どうかなど
チェックポイントをしっかりと確認しておきたいところです。
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